ピエスドール ３歳以上５００万下（４戦目）

9/30（土）中山競馬場第6レース、3歳以上500万下（芝2200m）に出資馬ピエスドールが出走しました。

当日は曇り空、さほど暑くなく競馬観戦日和でした。

ピエスドールは7枠13番（17頭立て）。

馬体重は412kg（-6kg）。思ったよりは減ってない。

パドックに出てきたピエスドールは、細いけどギリギリってところか。

入れ込んでうるさい馬が多い中、比較的大人しくパドック周回しています。

歩様も悪くなさそう。

鞍上は野中悠太郎騎手。負担重量は49kg。

このレース、38年ぶりに負担重量47kgで出走するカスタディーヴァ＆藤田菜七子騎手が話題となっていました。

グランプリロードで念入りに騎手に指示を出す古賀調教師。馬場入り直前までやってました。

格上挑戦の未勝利馬なので、人気は全くなく12番人気。

レーススタート、ゲートは五分で出ました。

スタンド前で前目に付けると、道中5番手でレースを進めます。

スローペースとなった向こう正面で、1番人気コルコバードが最後方からピエスドールの横まで押し上げてきます。

一緒に4コーナーで上がっていきたいタイミングでピエスドールが少し置かれ気味に。

直線、前を捕らえることはできず、結果9着でゴールしました。

軽量を活かして前目で一発を狙う、という試みは間違ってないと思います。

結局新馬戦で見せたあの末脚は・・・二度と出ることはなかったですね

展開の問題なのか体調なのかはわかりませんが・・・。

以下、レース後の公式コメントです。

『９月30日(土)中山６Ｒ・芝2200ｍ(500万下クラス)に49kg野中騎手で出走しましたが、勝ち馬から１秒０差の９着に終わりました。馬体重は前走から６kg減の412kgでした。スタートを決めると、５～６番手で積極的にレースを進めました。そのまま先行集団のすぐ後ろで直線を迎えましたが、直線は伸びを欠いてしまい、最後は馬群の中でゴールに流れ込んでします。
レース後、野中騎手からは「いいポジションでレースを進められました。４コーナーでは手応えがあり、これならと思いましたが、直線では苦しくなってしまいました。イメージどおりの競馬ができたにもかかわらず、最後に地力の差をみせつけられてしまったのをみると、500万下クラスでは厳しいのではないでしょうか」とのコメントがありました。
今後現役を続ける場合は、今回と同じように500万下クラス戦に出走するか、一旦地方競馬へ転籍後、一定の成績を収めたうえでＪＲＡに再登録するという道が残されていますが、これまでのレース内容から判断すると、500万下クラスでは苦戦を強いられることが予想されます。そこで古賀慎明調教師と協議した結果、このままでは維持費出資金等、会員の皆様のご負担が大きくなるばかりと判断し、本馬を引退させることにしました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご了承賜りますようお願い申しあげます。詳細については後日書面にてご連絡します。
なお、本馬は提供牧場で繁殖の用に供さないことから、10/５(木)のサラブレッドオークション(主催：サラブレッドオークション事務局)に上場する予定です。引退に関する詳細は、後日書面をもってお知らせします。』

クラブ馬としては引退です。

トレセンに入厩すると馬体の維持ができず、満足いく状態で競馬に使えませんでした。

素質はあったと思いますし、タラレバで初戦の相手がもう少し弱かったらとか、2戦目馬体減らさずにレースに使えたらとか・・・未練がましく思ってしまいます

引退以上にショックなのは、ノーザンファームに帰れないこと。母馬マネーキャントバイミーラヴがまだ11歳ということもあるんでしょうか。血統からして繁殖に上がれると思っていましたが・・・厳しいですね・・・。

希望があるとすれば、サラブレッドオークションで落札され地方競馬である程度走れれば、オーナーさんによっては繁殖に上げてくれるかもしれません。

この先のピエスドールの馬生が少しでも良いものでありますように。

ピエスドール、お疲れさまでした

コメント 2

Ryuさま

お疲れ様でした。残念ですね...。
見所ゼロで、まったく手がつけられない状態ではなく、何かやり方というか、レース選択が他にあるような気がするのは素人だから、あるいは欲目でしょうか。
今日だって、アリ地獄的なレースではなかったので、そのうち、目の覚めるパフォーマンスを見せてくれるはずと期待してしまうんですよね。
古賀先生が、いろいろ一生懸命やってくださっているのが伝わり、救われます。
あああ。今日のレースの賞金&勝ち馬券で、うさちゃんを飼いたかった。。。
by ジャンヌdeジャンヌ (2017-09-30 20:45) 

ジャンヌdeジャンヌさん

お疲れさまでした。
ステイゴールドの牝馬は難しい、と言われますが・・・1歳2歳の段階でこんなに細い馬になるとは思いもしませんでした（泣）
どこかで少しリズムが狂っちゃったんでしょうか・・・。

うさぎ、飼いやすくていいですよ！馬とは違う癒やしが家庭で堪能できます。
ただし弱い生き物なので、温度管理や健康管理に気を遣います（ペットはみんなそうですね）。
あと、予定外の飲み会や旅行はできなくなりますね（笑）
出資馬で大もうけした際には、是非ともご検討ください！

by Ryu (2017-10-01 09:16)