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バレリオ ダイヤモンドS(G3・8戦目) [競馬]


2/22(土)東京競馬場第11レース・ダイヤモンドS(G3・芝3400m・ハンデ)に出資馬バレリオが出走しました。

期待されつつも体質の弱さから休み休みレースを使ってきたバレリオ。5歳になってようやく待望の重賞初挑戦です。


東京競馬場なので、装鞍所を覗きに行きます。

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装鞍所では鞍を着ける前に何回か周回させる馬が多いんですが、この日のバレリオは装鞍所に来てすぐ鞍を着けてました。

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ここから見るバレリオの馬体はいつもと変わりなく見えました。




パドックに移動して馬を待ちます。

バレリオの人気は6番人気。少しずつ人気は上がってきたようです。

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周回しているバレリオは前回と同じ。

キョロキョロしてる以外は入れ込んでいる風にも見えず。気合いが乗っているように見えないのもまぁいつも通り。

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馬体重は500kg(+2kg)。

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今日の鞍上はF・ミナリク騎手。

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返し馬ではいつもより早めにキャンターに入って行きました。この時点では問題なさそうだったんですが・・・。

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8枠15番からレーススタートです。

ゲートでは出負けして後方2番手。

じっくり脚をためて行くのかな・・・と思っていたら、1週目の3~4コーナーで早くも挙動が怪しくなります。

ホームストレッチに入ってから馬群外目をどんどん上がってくるバレリオ。

ペースが遅くて上がってくる・・・感じではありません。思いっきり持ってかれてますね[バッド(下向き矢印)]

2週目1コーナーで2番手まで上がってしまったバレリオ。

案の定、最終コーナー手前でスタミナが尽き、直線ではズルズル後退。

最後は追わずに大差しんがり負け(16着)でした。




・・・ヒドい。負けるにしてもこんな酷い負け方は想定していませんでした。

重賞でこれまでとはメンバーが強いとはいっても、バレリオのいつもの走りが全く出来ませんでした。




レース後のクラブレポートは次の通り。

『2月22日(土)東京・ダイヤモンドS(G3・芝3400mハンデ)に54kgミナリク騎手で出走し、勝ち馬から大きく離されて16着(最下位)に終わりました。馬体重は前走から2kg増の500kgでした。後方からのレースになりましたが、1周めのスタンド前で引っ掛かってしまい、番手まで押し上げることになりました。それからは2番手で踏ん張っていましたが、2周めの勝負所を迎えたあたりで手応えがなくなると、直線では後方に退いてレースを終えています。
レース後、ミナリク騎手は「スタートしていったんは折り合いがつきましたが、走る距離が長くなったことで、テンションが上がり、折り合いを欠きました。引っ掛かったことで、終いの脚が無くなってしまいました」とのことで、相沢調教師からは「引っ掛かって走ってしまい、参考外のところはありますが、3400mの距離は長かったのかもしれません。また、口向きも悪く、馬込みの中でテンションが上がり、左側にハミを取ったのも掛かった理由のひとつだと思います」とのコメントがありました。』




これまでのレースでは気を抜いて走ってることはあるものの、こんなにかかったことはないので何が原因なのでしょうか・・・?

もちろん引っかかった馬が悪いんですが、それを御すのがベテランジョッキーなんじゃないの・・・。思いっきり持ってかれたホームストレッチなんか1~2年目のアンチャンが乗ってるのかと思うくらいでした。


距離が長いのは明らかですね。ゴール前みんな脚が無くなる長距離の消耗戦よりも、中距離で長くいい脚を使う方がバレリオに合っていると思います。

調教で口向きの悪さがどこまで矯正できるか。体質の弱さが徐々に解消されてきた今、一番の課題ですね。




普通の馬なら次は日経賞あたりなんでしょうが、バレリオが中4週で競馬に使えるイメージは残念ながらありません。おそらくNF天栄に放牧でしょう。


結果は非常に残念ですが、今はレースのダメージが無いことを祈りつつ次に向けて立て直ししてくれることを期待しています。


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